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「ヒアリングでふれる、まだ言葉にならない想い。」

  • hirovideocreator
  • 6月11日
  • 読了時間: 5分

更新日:6月26日

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「映像制作って、どこから始まると思いますか?」多くの方が“カメラを回すところ”を思い浮かべるかもしれません。 でも私が大切にしているのは、そのもっと手前。クライアントの言葉にならない想いや、まだ形になっていない気持ちにふれる——そんな“話す時間”から、すでに映像づくりは始まっていると思っています。 このブログでは、私がなぜヒアリングを大切にしているのか、実際にどんなことをしているのか、そして印象的だったエピソードまで、映像づくりの舞台裏を少しだけご紹介します。



▼この記事でお話しすること:
  1. カメラを回す前の、一番大切な時間

映像制作における“ヒアリング”の位置づけと、その意味についてお話します。

  1. ただ要望を聞くだけじゃない。“想い”にふれる時間

単なる打ち合わせではなく、価値観や想いに寄り添う姿勢について。

  1. 私が実際に行っているヒアリングのこと

独自のヒアリングシートや事前準備など、私のスタイルをご紹介します。

  1. 話すうちに生まれた、“伝えたいこと”の正体

印象に残っているクライアントとの実例を、エピソードとしてお伝えします。

  1. “話す時間” の中に、すでに映像の種がある

ヒアリングを通じて生まれる映像づくりの流れや私の考えをまとめます。

  1. まずは、ゆっくりお話してみませんか?

映像の相談が初めての方も安心していただけるよう、気軽なご案内を。





  1. カメラを回す前の、一番大切な時間


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映像制作と聞くと、「撮影」や「編集」といった作業を思い浮かべる方が多いかもしれません。けれど、私がいちばん大切にしているのは、その前段階。クライアントとじっくりお話しする、“ヒアリング”の時間です。

この時間があるかどうかで、作品の温度も、伝わり方もまったく変わってきます。言葉にならない想いにふれること。それが私の映像づくりの出発点です。



  1. ただ要望を聞くだけじゃない。“想い”にふれる時間


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私にとってヒアリングは、単に情報を集める時間ではありません。話してもらうことで、少しずつその人の価値観や想いが言葉になっていく——その過程そのものが、すでに映像の「設計図」だと考えています。

たとえば、「何を撮ってほしいか」よりも「なぜ撮ろうと思ったのか」「どんな気持ちで今ここにいるのか」といった普段は語られない部分にこそ、その人らしさが宿っていると感じるのです。



  1. 私が実際に行っているヒアリングのこと


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ヒアリングの場では、相手が話しやすい空気を大切にしています。私から一方的に質問するのではなく、自然な対話のなかで、お互いの距離が少しずつ近づいていく時間を目指しています。

そのときに使っているのが、私が独自に作成した「ヒアリングシート」。これは、クライアントの中にある想いや強みを一緒に探っていくための、問いかけのツールです。

内容に書き出してもらうことで、本人すら気づいていなかった“らしさ”がふっと見えてくることもあります。

また、ヒアリングの前には、相手のSNSやWebサイト、過去の活動などを事前に調べておくようにしています。その人の世界にひと足踏み込んでから対話を始める。それだけで言葉の深度がまるで変わってくるからです。


  1. 話すうちに生まれた、“伝えたいこと” の正体


    ree

以前、ある個人事業主の方から「プロフィール動画を作りたい」というご相談を受けました。ご本人は、ひとりで事業を立ち上げ、少しずつお客様も増えてきている方でした。ただ、その一方でこんな悩みを話してくれたんです。


「言葉で説明しても、なかなか伝わらなくて…。自分でスマホで撮った動画を見せて“こういうことをやってます”って言っても、相手の反応がいまいちピンときてない感じがして。」


そしてこうも言いました。


「動画を作ってみたい気持ちはあるんですけど、正直、どんな内容にしたらいいのか、全然わからないんです。」


最初は少し緊張されていましたが、ゆっくりとこれまでの活動、どんな人と関わり、何を大切にしてきたのか——話してもらううちに、“なぜこの仕事をしているのか”という原点のような言葉が、ふと出てきたのです。

「たしかに、それが一番伝えたいことかもしれませんね」とお互いに感じたとき、自然と映像の方向性が見えてきました。

結果的に、その“想いの原点”を軸にした動画が完成。納品後、ご本人はこう話してくれました。


「まさか、あの何気なく話したエピソードが、こんな映像になるなんて…」


その瞬間、私もじんわりと嬉しさが込み上げました。



  1. “話す時間”の中に、すでに映像の種がある


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撮影がうまくいくときというのは、ヒアリングの段階で、すでに作品の流れが生まれていることがほとんどです。

お互いの中にある、「ちょっとした違和感」や「まだ形になっていない想い」にふれられると、そこから自然と、**“伝えたいものの輪郭”**が立ち上がってきます。

私にとってヒアリングは、制作前の準備ではありません。もう映像づくりが始まっている時間なのです。


  1. まずは、ゆっくりお話してみませんか?


    ree

映像制作に興味がある方も、「まだ形になっていないけれど、何か伝えたいことがある」という段階の方も大歓迎です。

まずは気軽に、あなたの話を聞かせてください。ヒアリングだけのご相談も、無料で承っています。



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